家を購入するにあたって最優先事項の一つである防音室について、防音室工事の業者である環境スペースさんで話を聞いてきました。
「防音室 工事」で検索して出来た数社に、
物件はこれから探すのですが、中古を購入し、リノベーションする想定でおります。 防音工事をする前提で、物件選びからアドバイスいただければと考えております。
という内容で問い合わせしたところ、環境スペースさんからは速攻で打ち合わせ日程の設定ができたので、直接お話を伺ってきました。
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環境スペースさんのショールームは恵比寿にあります。私は昔、恵比寿で5年ほど働いていたので懐かしいです。
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以下、アドバイス
Q. マンション/戸建ては防音室観点ではどう？
戸建ての1階に設置が一番。 マンションは上下お隣と直接接しているため、難易度があがる。 また、2階以上は重さの制約があるので、制限が加わる。
Q. 新築、中古は？
注文住宅で新築の場合、防音工事を建物と一緒にできるので効率よくできる事が多い。が、新築自体がそもそも高いので、それを相殺するほどでは無い。
Q. 戸建てを探す時の観点は？
防音の観点で言うと、旧耐震の物件は難しい事が多いので新耐震以降がおすすめ。 また、排水管の場所、上のフロアの構造、基礎（ベタ基礎が良いらしい）等、目に見えないものによる影響が大きいため、環境スペースが建築図を見ることができると事前に判断できる材料が増える。そのため、建築図を取り寄せてくれるような営業とタッグを組むのが大事。
Q. エレキギターの場合、どれくらいの防音性能が必要？
前提 - ダイスケの場合、そこそこの音量で激しいジャンルの演奏をする - 周辺環境によって必要な性能は変わるので、あくまで目安
かなり低音が出るので、ドラム並の防音・防振性能を前提に考えるのがおすすめ。
Q. 防音工事はどんな内容？
一部屋を一旦解体して部屋の中に部屋を作る。 （解体しちゃうなら、新築だともったいないなーと思いました）
Q. 予算はどれくらい見とけばよい？
6畳なら500万円目安。 できあがりが6畳なら、元の部屋は8,9畳ほどが必要になる。
Q. 支払い方法はどうなる？
リノベ費用として扱えるので、住宅購入 + リノベ費用的な住宅ローンに算入できます。
Q. 別のリノベ業者とかと一緒にやってくれる？
大歓迎です。
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500万円！
ちなみに500万円のギターはこんな感じ。ブラウニーというのは、エリック・クラプトンが使っていた伝説のギターです。それと同スペックのvintageギターです。
500万円を10年で償却すると仮定した場合、
500万 / 10年 = 1年あたり50万 50万 / 12ヶ月 = 一ヶ月あたり4万円 4万 / 30日 = 1日あたり 1300円
都内のレンタルスタジオに個人練習で入った場合、1時間600円ほどなので、1日あたり2時間以上使うなら十分元が取れます。 さらに、徒歩0分で機材置きっぱなしでセッティング時間かからないですからね。
うん、真面目に使うのであれば全然ぶっ飛んだ価格では無いなと思いました。
ちなみに、今持っているギター関連の機材の価格を計算してみたのですが、150万円くらいでした。結構いってるな。
防音室の価格の前では、Suhrもトムアンもタイラーも安く感じる
— ダイスケ＠100日後に家を買うギタリスト (@moyashidaisuke) April 29, 2021
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というわけで、環境スペースさん、すごく優しく色々教えてくれました。
実際に頼むと決まったわけではないですが、好感度++。
