防音室については、結構色んな人から(HOME’Sで相談した時も)
組み込みのやつでさくっとやれば良いんじゃないの??
と聞かれるので、整理してみました
これでみんなも500万円の防音室が欲しくなる!(かもしれない
組み込み式の防音室について
こういうやつですね。↑はYAMAHAのものですが、他のメーカーも出しています。
要件に合うのであれば良いと思います。設置簡単ですし、使わなくなったら売れますし。
逆に言うと、私の場合は要件が合わないからNGとなります。
NGな理由としては、性能が足りないからです(つまり要件が合わない)。
求める要件
エレキギターを、24時間(夜中でも)、気持ち良い音量で弾きたい。
音の大きさ
まず、音の多きさは、db(デシベル)という単位で表します。
で、楽器ごとのdBは、適当にググるとこれくらいのようです。
楽器 | db |
---|---|
ドラム | 120〜130以上 |
ピアノ | 90〜110 |
根拠がしっかりとした資料は見つけられなかったのですが、楽器は弾く人や演奏スタイル、ジャンルによって変わるから、難しいところです。
じゃあダイスケが出したい音量はどれくらいかというと、ドラムと同じくらいの120dBをまずは基準に考えています。
常に120dB出してると耳が死んでしまうのですが、まあピアノより大きい音は割と日常的に出るんじゃないかなと思うので、少なくとも110dbくらいは想定したいところ。
ちなみに、120dbというのは
落雷・聴覚器官にダメージの影響が大きいライン
らしいので、気をつけないといけないですね、、、
防音性能
防音性能は、Drという単位で表現されます。
先に紹介したYAMAHAのアビテックスだと、Dr-40という性能のものがありますが、これは、40db音量を下げますよ、というものです。
Dr-40の防音室の中で100dbの音量を出すと、外には60dBになりますよ、という事です。 じゃあどこまでdBを下げればええんや、となると
こちらが良い感じにまとまっていました。
60dbというと、1m離れた場所にある洗濯機の音くらいだそうです。昼間なら大丈夫ですが、夜だとNGですね。
Dr-40の性能の防音室で120dbでがんがんギターを弾いたとすると、80dbになります。 80dbは麻雀牌をかき混ぜる音(1m)だそうなので、相当うるさいですね。完全アウトです。
というわけで、組み込み式のものだと性能が全然足りないのです。
参考リンク
というわけで、自分なりに整理した情報を書いてみたのですが、こういうのは防音系の業者さんのHPに大体書いてあります。(音量以外にも、周波数による違い、防振等、複数の観点があります)
興味がある方は、調べてみてね!