前回。
daisuke-ie-kautteyo.hatenadiary.com
今回は、1〜10年目の住宅ローン控除額について具体的に計算してみます!
結論、建物と借りる額にもよりますが、Max50万円で考えて良さそうです。10年間だと500万円。すごい。
制度についてはこちらがわかりやすかったです。
まずは計算式
基本は
年末ローン残高×1%
です。
6000万円ローンが残っていたら、
6000万円 * 1% = 60万円
が税金から控除されます。3000万円なら30万円。
購入した物件による制限
基本は40万円が控除額の上限なのですが、「認定長期優良住宅」や「認定低炭素住宅」という条件を満たすと50万円に上限突破します。
※2021/05/16追記
中古(消費税がかからない場合)は上限額が変わるようです。注意。 o-uccino.com
収入よる制限
正確には支払う税額による制限です。
住宅ローンの控除(減税)は、支払う税金が減る、という仕組みなので(現金が直接振り込まれるわけではない)、そもそも払う税金が少ない場合は、税額がMaxになってしまいます。
対象となる税額は、
- まずは所得税から可能な限り控除
- 所得税を全額控除(つまり税額0円)しても、まだ控除できる場合は住民税からもOK。ただし、「所得税の課税所得金額の7%(上限13万6500円)」という難しい上限設定がさらにあり)
です!
if文が多くて嫌になる仕様ですね!
ダイスケの場合を計算!
まず、購入する住宅は決まっておらず、したがって住宅ローンの額も決まっていませんので、多い設定にしてみます。
- 住宅ローン残額は毎年5000万円以上
- 「認定長期優良住宅」に該当するとして、物件による上限は50万円
上記から導出される控除額上限は50万円。あとは、ダイスケの税金次第となります!
過去に支払った税金を、確定申告書より確認してみます。
そもそも確認するべき所得税の額はどれやねん、という話なのですが、「㊶差引所得税額」っぽいですね。 よーくみると㉞が「住宅借入金等特別控除」(=住宅ローン控除)で、㉛から色々(㉞含む)を引くことになってるので、「㊶差引所得税額」が0になるまでは引いてくれるんでしょう。
確認する場所がわかったところで、実際の額を見てみますが、、、
- 2020年度 157万円
- 2019年度 123万円
- 2018年度 44万円 ※年度途中からフリーランス
でした!(社員からフリーランスになったタイミングで年収はすごい上がっています。ありがてぇ、、ただし税金もすげえ)
というわけで、直近2年(完全フリーランス時代)の収入がキープできるのであれば、所得税額による上限は気にしなくて良さそうです。
ただし、なんらかの理由で収入ががくっと減った場合は上限にあたる場合がありそうですね。
ちなみに所得が高すぎると(3000万円以上)だと住宅ローン控除は適用されません!
※ほぼ年収を晒してるようなものですが、リアルな数字の方がみなさん参考になると思うので、、、(この後も住宅ローンの支払いと老後資金の計画とかでも出てきますし)