ドーモ、住宅ローンで「絶対に損したくない人」なので、『住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本』を読みました。
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以前読んだ、『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』と同じく千日太郎さんの本です。
daisuke-ie-kautteyo.hatenadiary.com
ダイスケは千日太郎さんと馬が合うらしく、こちらの本も良かったです。(図は多くないのですが、合理的・論理的に話を進めてくれるのが合ってるっぽい)、
そもそも住宅ローンを選ぶというのは一人の人間の能力を超えた仕事
これはおっしゃる通りですね。 最長35年のローンを組むことになりますが、35年後の世の中、自分について完璧に予想できる人なんていません。35年前なんて、私2歳ですからね。
iPhone4が発売されたののは2010年。たった11年前です。11年間でこんなに世の中が変わったのに、35年後なんで無理でしょう。
じゃあ諦めるかというとそんな事はなくて、
を分けて考えて、リスクコントロールしましょうね、というのが千日太郎さんの主張で、ダイスケも賛成です。
調べれば調べるほど、「絶対に失敗したくない・・・」となってしまうのですが、無理な時は無理という心づもりでいたほうが楽だな〜と思いました。
提携ローン
不動産屋さんはどこも同じ、、、、と思っていた時期が私にもありました。
紹介される物件は、どの不動産屋さんも共通のシステムを使っているのでほぼ同じ、とうのは変わらないのですが
- 営業さんとの相性
- 仲介手数料の額(Maxからの割引有無)
- 提携ローン ← 🆕!
そう、不動産屋さんは提携ローンという、特別に安い住宅ローンの口を持っている事があるのです。
実際、私がメインで見てもらっている会社さんではフラット35系の特別に手数料が安いものを紹介していただき、絶賛検討中です。
これから物件を探そうとしている人に伝えたい。
- 仲介手数料の額(Maxからの割引有無)
- 提携ローンの有無
は最初に聞きましょう。
(この本では仲介手数料については触れてないですが、提携ローンの有無については推しています)
住宅ローンは複数の本審査を通してぎりぎりまで引っ張る
なぜかというと、特定の金利タイプ(固定とか)の金利だけが上がったり下がったりする事があるそうです。
大きな事件が世の中で起こると上下するそうです。
金利は申し込んだ時ではなく、融資実行日になるので、こういったリスクヘッジを忘れずに、という事でした。
同じ理由で、月末に設定しておいて、翌月月初に調整してもらう、という作戦もあるようです。
支払いは定年前と後で切り分けて考える
ダイスケはフリーランスなので定年も無いですし、仕事も好きなので、体は動く限りは仕事するつもりです。なので、定年までに支払いを済ませたりとかあまり考えなくていいや〜と思っていたのですが、少し考えを改めました。
なぜなら、実際にできるかどうかは自分だけでコントロールできないからです。
今は同世代の仕事仲間経由でお仕事をいただける事が多いのですが、会社員が定年を迎えた場合はそういう仕事のとり方はできなくなるでしょう。
また、進歩がめちゃめちゃ早い業界ですし、私がついていけなくなるかもしれませんし、いつまでフリーランスかどうかもわかりません。
というわけで、定年する場合のシミュレートもする事にしました。
ちなみにこの本では、明確に分けて検討する事を推奨しています。
変動金利で借りて金利が上がった時のリスクの可視化
以前、自作のシミュレーターで住宅ローンの計算をした時に、変動金利と固定金利の時の支払額の差は「587万円」でした。
daisuke-ie-kautteyo.hatenadiary.com
とはいえ、変動金利は金利上昇のリスクがあるので、どれくらい金利があがったらどれくらい支払額が増えるのか、シミュレートしないとな〜となっていました。
が、なんとこの本に答えが書いてありました。もっというと、本の元になったブログにシミュレーターがついていました。
いっぱい書いてありますが、 「587万円」を超えるリスクは全然あるな〜という印象です。
金利は自分ではコントロールできない事を考えると、「587万円」は決して高くないという気がしてきました・・・
団信いらないんじゃない??
団信は「団体信用生命保険」の略で、生命保険の一種です。
住宅ローンが残っている時に、ダイスケが死亡、または高度障害状態になった時に、残りの住宅ローン支払いが免除されるものです。
で、ダイスケは独り身ですので、もし仮に死亡した場合、家とローンは、親と兄弟に引き継がれる事になりますが、別に住むわけではありません(多分)。残された家族には、、、みたいなことはあまり考えなくてよいのです。(最低限借金は残したくない)
さらに、住宅ローンが残っていても、家(と土地)を売却、ダイスケの資産色々を売却する事を考えれば、死亡に対する備えはほとんどいらないはず。
で、銀行系の住宅ローンの場合、団信は必ずついてくるのですが、フラット35は任意なのです。団信に入らないと0.2%金利が下がります。
4000万円借りたとして、35年固定で0.2%金利が下がると、支払額は約160万円下がります。(住宅ローン控除シミュレーション無し)
35年で160万円だと、一ヶ月あたり3800円。 う〜ん、保険の事あまり知らないのだけど、別で入っても良い気がする。
というわけで、要検討です。
なお、死亡だけでなく、障害も対象になるようなのでセットで考えたほうが良さそうです。
まとめというか所感
『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』に続いて、示唆が多い本でした。
ダイスケが借りる住宅ローンもだいぶ見えてきました!もう少し!
TODO
- 老後のシミュレーション
- 団信と保険について調べる