ダイスケ、家買うってよ

独身38歳男、湘南に中古戸建を購入してプライベートスタジオを作りました

29日目、ダイスケ、老後までのライフプラニングをする〜ワシは100歳まで楽しく生きるぞ〜

色々読んだ本で、どの本でも「住宅ローンは定年までに完済すべし!」と書いてあってびびったので、まじめに考えてみました。

ライフプランニングってやつですね!FPの資格勉強してる時にやったけど、自分にはやってなかった!

結果はスプレットシートで公開しています。俺は生データを見たいんじゃい!という人はどうぞ。

docs.google.com

やり方

今回は、ライフプランニングを推している日本FP協会が提供しているエクセルをベースにやりました。やるじゃん、日本FP協会。

www.jafp.or.jp

今回は2段階にわけて考えます。

  1. 1年の収支を把握
  2. 老後までの資金の推移を把握

①. 1年の収支を把握

エクセルの「家計の収支確認表」を使います。

入れてみました。

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家計の収支確認表

  • 収入、所得税、住民税
    • 去年の実績
  • 社会保険料
    • 今年から国民健康保険料があがるので(会社員時代からの任意継続が終わった)ので、今年からの額
  • 基本生活費
    • カードの支払い実績から、旅行や機材代を除いたもの。適当。
  • その他の支出
    • 多分これくらい。適当。

支出が多い気がしますが、一旦放置してこのまま進めます。

1年間の貯金額が320万円との事なのですが、実際

貯金先 年間 備考
中小企業 840000 Max
ideco 816000 月6.8万円(Max)
積立nisa 400000 Max
robot投信 1200000 月10万円
合計 3256000

という形で自動で貯金、というか投資してるので、大体合っていそうです。 これ以外にも余ったら個別で株を買ったりしてるので、実際はもっと貯金できてる気がする。

②. 老後までの資金の推移を把握

エクセルの「家計のキャッシュフロー表」を使います。

元のファイルだと20年分しかないので、横に伸ばして100歳まで対応できるように改造しました。

入力は基本こんな感じ

  • ライフイベント
    • 家買う
      • 35年ローンで支払い終わる
      • 10年に1回、100万円の修繕
    • 仕事引退
      • 退職金は無し
  • 引退までの収入
    • ①を参考に
  • 年金額は、ねんきんネットにログインして試算しました。
    • 繰り上げ、繰り下げとかは考慮してません
    • 自営業なので厚生年金が無い分、会社員より少ないです
  • 支出
    • ①を参考に
      • 年齢による変化は無し
    • 住宅費は仮で月15万円。35年の支払額合計が6480万円なので、流石に収まるでしょう
  • 貯蓄残高は現在の総資産から、頭金相当の500万円を引いたもの

考慮しないもの

  • 物価上昇
  • 怪我や病気
  • 仕事の収入の増減
  • 家の買い替え

ライフイベントは独身・子供なしだと少ないですね。大きな病気がなければよいのですが。

これで3パターンシミュレートしてみました。

パターンA: 65歳で引退 資産運用無し

ダイスケは今年38歳になりますので、27年後に65歳を迎えます。

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65歳前後

計算上では住宅ローンはまだ残っているものの、貯金は1億円ほど。十分すぎるように見えますが、、、

100歳まで生きると赤字です。持ち家を売ることができればなんとななるかもしれませんが、危ないですね。

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というか、65歳で引退したら、100歳まで35年もあるんですよ。長過ぎませんか?今から65歳まで27年しか無いんですよ?

パターンB: 70歳で引退 資産運用無し

というわけで、70歳までバリバリ働いてみます。

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引退時の貯金額は1億1000万ほど。1000万円の違いのようですが、、、

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100歳まで生きても大丈夫になりました。5年の違いですが、結構かわるものです。

パターンC: 65歳で引退 資産運用有り

もうひとつ別の観点で、貯金を資産運用してみます。 年利4%で計算する事が多いようですが(FIREしたい人は4%で計算するようです)、控えめに3%くらいにしておきます。

金融庁のシミュレーションでもデフォルト3%になってますし、私が積み立てているものの中には金利が低いものもありますので(小規模企業共済)。

www.fsa.go.jp

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65歳の引退時で、資産が1億6000万円を超えました。すごいですね。

さらにすごいのは100歳の時。

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なんと増えています。

これは、資産 × 0.03 の資産運用による利益が、生活費を超えるためです。

これならもう1回家買えますね。正直、パターンAとBは100歳の時にはボロボロの家に住んでいそうなので、、、、

まとめ

  • 今の収支であれば、住宅ローンを支払っても割と十分な貯金ができる
  • が、資産運用をしない & 65歳引退のパターンだと100歳で足りなくなる
    • 引退を70歳まで伸ばすだけでかなり緩和される
    • 資産運用がうまく行けばお金は余る
  • このシミュレーションであれば、月15万円の住宅ローン支払いは大丈夫

あくまでシミュレーションなので、この通りは行かないでしょうが、目安としては十分なものができたと思います。

資産運用どうなるかわかんないし、仕事もどうなるかわかんないし、健康についてもわからない。

毎年これを見ながら、実績と突き合わせていけば良いでしょう。

せっかくだから、2100年までは生きてみたいなぁ〜。